家庭教師の活用の仕方

 
 

 家庭教師は上手く活用すると効果は大きいのですが、初めて依頼する親御さんは、過大に期待してしまう傾向があります。

 たとえば、次のような依頼がよくあります。


「頻度は週に一度。科目は五教科すべてお願いしたい」


 週に一度だと、かりに一科目だけでも時間が不足します。五教科で週に一度では、実現不可能な依頼といっていいです。

 まずご理解して頂きたいことがあります。

 予備校の授業と家庭教師では、役割がまったく違うことです。

 数学を例にとってご説明致します。予備校で数学の授業をする場合、大きな問題を扱うとして、一回の授業で三問が基準です。さて、家庭教師でやるとどうなるでしょう。

 週に一回の授業で三問とすると、一ヶ月で12問となります。このペースで成績がぐんぐん伸びると思える人はいないと思います。

 では、家庭教師はむだなのか?

 私は「使い方次第」だと考えています。

 塾・予備校の授業は、年間計画をたてて、その通り進めていく授業には向いています。一方、一度、理解できない分野ができると、ずるずると脱落する生徒が多く、クラスのレベルを下げても「ついていけなくなった」と嘆くケースがあります。

 もっと細かく説明します。

 受験生の答案を見ると、「結局、この生徒は三角関数が理解できていないんじゃないかな?」と感じることがよくあります。三角関数の膨大な公式に対して、「公式をすべて丸暗記」しているピントはずれの生徒も少なくありません。そして、三角関数は数学だけではなく、物理の問題を解くための基本でもあります。

 つまり、三角関数でつまづくと影響は数学、物理全体に及び、成績の長期低迷につながるのです。

 一方、特定の苦手分野克服に、必ずしも予備校は適していません。

 予備校には決まったスケジュールがありますし、かりに「三角関数の特別講座」を提供していたとしても、生徒の要望に合うものではなく、失望に終わることも多いようです。

 苦手分野ができたときこそ、家庭教師の出番です。家庭教師は予備校と違って、授業スケジュールを自由に変更できます。生徒様の実際の学年に対して授業内容を上げることも可能なら、その反対も自由です。

 といっても、家庭教師を予備校の完全な代替とするのは、お勧めできません。

 コスパが悪いし、予備校で常に仲間に刺激を受けながら勉強するのは受験生にとって必須といえます。

 一番望ましい学習法は、家庭教師で「苦手分野に集中的に取り組んで」自信を取り戻したら、また予備校の授業をペースメーカーとするというスタイルです。


 塾・予備校・家庭教師、それぞれの長所・短所をよく考えて、受験への最善策をとるべきだと考えます。


 なお私は、定期試験対策のみの授業、臨時・短期の授業……などあらゆる形での家庭教師を柔軟に引き受けますので、ご家庭の事情があれば、ご相談下さい。

 使用機材はできるだけ大きなディスプレイ付きのパソコンが望ましいです。生徒様とお互いに顔を見ることが目的ではないので、顔というよりは、「ノートにどう書いているのか教師が確認できること」が大切とお考えください。また私が書いていることを、大きな字で確認できることも大切です。小さな画面ではオンライン家庭教師の効果は半減します。

 このページの上に表示してある写真のように、「ウェブカメラを支える台」があると便利かと思います。


 以上をお読みになってオンライン家庭教師に興味を持たれた方がありましたら、以下のページからご連絡下さい。

 

予備校と家庭教師。活用法はどう違うのか??